スタッフブログ
壁の素材
2025.08.05
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壁はいくつもの層が重なっていますが、
その壁の構造や外壁材の種類によって塗料の選択肢が変わってきます。
素材ごとの特性や通気性・防水性・伸縮性などが異なるため、
それに合った塗料を選ぶ必要があります。
相性が悪いものを選んでしまうと、早期剥離・ひび割れ・膨れなどの不具合を起こす可能性が高まってしまいます。

例えば、サイディングボード(窯業系)は日本の建物で一番といっていいほど一般的な外壁材で
10~15年で劣化します。
シリコンやフッ素塗料を使用するのが対候性が高く、コストバランスが良いです。
また、ラジカル制御型塗料も紫外線に強く、色あせしにくくおすすめです。
モルタル壁(リシン・吹付けタイルなど)はひび割れが起きやすいので、
アクリルシリコンやウレタン系など弾性が高いものを選ぶとひび割れへの追従性がありおすすめです。
ALC(軽量気泡コンクリート)は吸水性が高い内部に空気を含むコンクリート系パネルなので、防水性を重視してシリコンやフッ素、無機などの塗料がおすすめです。
さらに吸水を防ぐために下塗り材をしっかり施工するのがポイントです。
木製の外壁(板張りなど)は通気性・吸湿性ともに高く、自然素材として大変人気ですが、反りひび割れが起こりやすいのがネックです。
自然系オイルステインで木の風合いを活かすのがおすすめですが、塗膜タイプの塗料は通気性の高いタイプでないと木自体が劣化しやすいので注意が必要です。水分を含みやすい分、より定期的なメンテナンスが必要です。
このように、塗料は素材や構造、通気性に考慮して選択する必要があります。
外壁塗装は家の健康診断とスキンケアのような存在です。
壁の構造をしっかりさせることで住まい全体の寿命を延ばすことができます。
大切なお家を守れるよう当店にお手伝いさせてください😀
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